次回が楽しみになるバラエティー企画

「これちょっと私、『VIVANT』より次楽しみかもしれん!」

スタジオでVTRを見ていたヒコロヒーが身を乗り出して思わずそう言った。

それは3週にわたって放送された『有吉クイズ』(テレビ朝日系)の人気企画「メモドライブ」の2週目が終わったときのことだ。

「メモドライブ」は、参加者がドライブロケ中に思ったことをその場でスマホにメモし合う企画。それまでも、ロケを振り返って、そのときどんな心境だったかを振り返るような番組はあったが、この企画の場合、その場その場でメモしたものが、編集で挟み込まれるため、即時的かつリアルで細々な心境がわかって面白い。

メモを打ち込むロバート秋山(画像/『有吉クイズ』公式SNSより)
メモを打ち込むロバート秋山(画像/『有吉クイズ』公式SNSより)
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これまで、バラエティー番組では様々なロケの見せ方が考えられてきたが、この「メモドライブ」は、その中でもとりわけ新しい“発明”といえるだろう。

この企画は、昨年5月に初めて行なわれて以来、「女性だけ」「独身男女」など様々な組み合わせでドライブしてきたが、今回は、久々に有吉弘行も参加。

その他のメンバーは、ロバート・秋山竜次、オードリー・春日俊彰、真空ジェシカ・ガク、ぱーてぃーちゃん・金子きょんちぃ、吉住という仕事では一緒になるがプライベートはあまり接点のない芸人たち。そのメンバーを見てすかさず、有吉はスマホを手に取りメモをする。

「嫌な人いないな」

しかし、その多くが人見知り。「緊張する ムードメーカー的な人がいない」とガクがメモすれば、吉住も不安をメモに綴る。

「後輩力を鍛えずにきたので、今日は厳しい戦いになるかもしれない」

事実、「女性だけ」の回では、それぞれが牽制し合ってドライブ中は沈黙が続き気まずい空気が流れていた。

だが、今回は意外にもそうはならなかった。

「俺、焼いたパンが好きなんだよね」と有吉が口火を切ると、途切れることなく会話が転がっていく。終始、会話をリードしていたのは有吉だった。

一方、「春日さんが一言も喋らない」と吉住がメモする通り、春日は最後方に座って「意外にのっけから盛り上がる。焼いたパンで。このメンバーありかもしれん」と様子を見ながら泰然としている。