地元関係者は「そのような状況で来てもらいたいとは思ってない」
「夕方6時20分すぎに大臣がSPを連れてきました。熊本地震の対応で本人は来られないんじゃないかと思っていたので、『来たんだ』と思いました。大臣は(祭りの)実行委員に『どうも、どうも』とあいさつしたり、聴衆に向かってマイクであいさつをされていましたが、30分もいなかったと思います」
そう話すのは、8月1日の土曜日夕刻に、神奈川県相模原市中央区の市立田名中学校校庭で行なわれた「田名ふるさとまつり」の関係者だ。
赤間氏は神奈川県相模原市中央区と緑区、愛川町などでつくる衆議院神奈川14区から選出されている。この日、夜の盛大な盆踊りには加わらず会場を離れたとみられるが、熊本地震の直後だけに、「大臣が現れた」との話はすぐに広まったという。
「田名のお祭りに赤間大臣が来ていたって聞いて、みんなポカンとしていました。私たちとしてもそのような状況で来てもらいたいとは思っていませんし、むしろ任務に邁進してもらったほうがいいと話していました。捉え方によっては叩かれかねないじゃないですか…」
地元自治会関係者もそう言って困惑する。
振り返ると、8月1日の午後7時の時点では地震の死者は36人が確認されていた。熊本県はこの日の避難者を9千人超とカウントし、住宅被害は3649棟を確認していた。実際の被害がその18倍以上の約6万8033棟(9月10日時点の推計)に及んでいたことを考えれば、全容把握にもほど遠い時期だった。
その被災地に赤間氏が最初に入ったのは、高市早苗首相の視察に同行した8月3日。つまり、防災担当閣僚が被災地に入る前に地元であいさつ回りをしていたことになる。













