「本当に仲のいい親子だった」菊水丸氏が語る母娘の素顔
山中で発見された母親と長女。10年以上にわたり家族ぐるみの深い付き合いを続けていた河内音頭継承者の河内家菊水丸氏は、2人の人柄と親子関係を次のように振り返る。
「お父さんはおらず、母娘の二人きりのご家庭でしたが、親子関係は本当に良好そのものでした。お母さんは、自分の機嫌で感情的に怒るようなことは一切せず、ダメなことはダメと厳しく諭す一方で、普段はまるで友達同士のように楽しそうに笑い合っている理想的な親子でした。
お嬢さんは非常に頭の切れる秀才で、女手一つで育ててくれているお母さんへの恩返しのために勉強を一生懸命頑張っているような、ニコニコとした優しい子でした。
挨拶をする時もきちんと相手の目を見て話し、受け答えもしっかりとしていて、本当に賢い子だと感心させられたのを覚えています」
母親はある時期から体調を崩し、車椅子や杖を使用する生活を送っていたという。今北容疑者が勤める介護用品会社との接点も、この療養生活における福祉用具のレンタルがきっかけだったとみられている。
「元々は足が悪かったわけではなかったのですが、ある時期から急に車椅子を使われるようになりました。2019年の夏の盆踊りでは、車椅子に乗りながらも踊りの輪に参加してくれた。
その後、コロナ禍の時期にお会いした時には、車椅子ではなく杖をついて歩けるようになっており、前向きに治療やリハビリを頑張られたんだなと嬉しく思いました。
私が主宰している盆踊りツアーの出陣式パーティーにも10年近く毎回招待しており、何度も足を運んでくれていました。ただ、ここ3年ほどは返事が途絶えていたので、どこかで療養生活を送られているものとばかり思っていました。このような形になり、言葉もありません」(同前)













