高校に入ってから性欲がエスカレート、外で全裸になって自慰行為を…
裁判員裁判の審理は計11回に及び、柳本被告は被告人質問などで自身が小学校低学年時代、成人女性に団地の階段の踊り場で性的暴行に遭ったなどと証言。
無期懲役求刑を受けた最終意見陳述では「多くの方々を傷つけすぎてしまったことは、非難されて当然です。逮捕直後は事件に向き合えていませんでしたが、今は、事実の重みを受け止めることができています。もし性犯罪に死刑があれば、されて当然と思っています。無期懲役すら軽いと思われて当然、私はそれだけのことをしてしまったと再認識しています」と話していた。
まさに鬼畜としかいいようのない柳本被告の犯した罪。社会部記者はその一端をこう解説した。
「逮捕後の大阪府警の調べに『大学生のころにアダルトサイトで見た漫画を真似した。留守番をしている女の子に乱暴をする内容だった』などと柳本被告は供述していますが、中学時代から盗撮を始め、高校に入ってからは性欲がエスカレート。外で全裸になって自慰行為をしていたようです。
女児を狙った理由については『成人女性だと抵抗されて警察に通報されるかもしれないという考えがあった』とも話していた。徹底的に自分より弱い者を標的に犯行を重ねた正真正銘のクズですね」
判決を知った世間の人々からは「無期懲役でもぬるい」「軽すぎる」といった声がネットやSNSに数多くあがっている。
そして、被害に遭った少女や家族は今も事件のトラウマに苦しんでいる。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班