今、大ブームとなっている「ポーカー」。特に人気を集めているのは、2枚の手札と場に出される5枚のトランプで強い役を作った人が勝利する「Texas hold 'em(テキサスホールデム)」という遊び方です。
日本国内では2年ほど前からポーカー系YouTuberなどの活躍をきっかけに「Texas hold 'em」を知る人が増えはじめ、プレイヤー人口が一気に急増。役の強さだけではなく、ベットするチップの量で相手を揺さぶる「ブラフ」など、究極の心理戦が多くの人の心をつかんでいます。
mPTJとは
国内においては「ポーカーでお金を賭けること」が法律で禁じられているため、アミューズメントポーカー店でしのぎを削ったり、ゲームアプリで腕を磨いたりするのが一般的ですが、中でも注目されているのは、サミーが展開する「m」です。
2021年6月9日の会見では、古代エジプトのヒエログリフで「知恵」の象徴であるフクロウを表す『m』を冠に据え、“マインドスポーツ”とも呼ばれる「Texas hold 'em」を新たなカルチャーへ発展させる――との発表が。さらにスマートフォン向けゲームアプリ「m HOLD'EM(エムホールデム)」のリリース加え、実店舗「m HOLD'EM目黒」のオープンなど、アミューズメント大手が本気でポーカー事業に取り組む姿勢を見せました。
そんなサミーが手がける国内第大級のポーカートーナメントが「mPTJ」です。
第1回となった今回は全国各地で予選を勝ち抜いた350名が集結した「mPTJ Main event」とチームで優勝を目指す「mPTJ Team Battle」が開催され、筆者はMain Eventに出場しました。