⑦ 買うものには「投資」の視点を持つ

何億円もの資産を持つお金持ちでない限りは、生涯に使える自分のお金はごくごく限られています。

そのなかでいかに戦略的にお金を使うかは、実はすごく大切なことだと思います。仮に同じ1000円であっても、どんな意思をもって使うのかで、大きく結果は変わってくるでしょう。

たとえば、1000円分を仕事でたまったストレス発散のためにオンラインゲームに課金した場合、ストレスは一時的には発散されるかもしれませんが、手元には何も残りません。一方、「こんなストレスを与えるような職場から脱出したい」と思って、1000円を払って、将来の自分のキャリアプランにつながるような勉強の本を買ってみたらどうでしょうか? どちらを選ぶかでは、場合によっては、人生が大きく異なる可能性もあるのです。

また、同じものを買うのであっても、どんな意思をもって買うかによって、価値は変わってきます。たとえば、1000円の高級ケーキを購入して、単純に「自分へのご褒美」と思った場合はケーキに使った1000円は「消費」になります。

でも、「この1000円もする高級ケーキを食べた経験を、何か別のところに生かせないか。たとえば、パート先で販売しているケーキになにかアレンジできないか」などと考えることができれば、ケーキに払った1000円は「投資」になります。

お金を払うときは、「なんとなく」ではなく、投資の視点を持ちながら「意味」や「リターン」を得ようとするだけで、「お金の活き方」は変わってくる。ぜひ、この視点を忘れないでください。