クラウドリンクスでは、副業人材を探す企業が700社以上登録しており、累計の掲載プロジェクトは3,900件を数えるという。デジタルマーケティングの推進やオウンドメディアの編集業務、企業コンサルタントなど、プロジェクトの種類は多岐にわたる。

その中でも、近年ニーズが高まり続けているのがDX(デジタルトランスフォーメーション)に関わるプロジェクトだ。AIやビッグデータなど最先端のテクノロジーを最大限活用し、新たな収益源となりうるビジネスを創出したい大企業を中心に、クラウドリンクスでいわゆる「DX人材」を募っている。

副業マッチングサービスで「DX人材」を求める理由

その一例として、大類氏はある大企業の事例を挙げた。

「クラウドリンクスのクライアントさまで、最先端のテクノロジーを活用するDXプロジェクトがありました。しかしそのプロジェクトは、ハードウェアとソフトウェアの両分野で高い技術力が求められていたため、なかなかニーズにマッチした人材に巡り会えませんでした。そこでクラウドリンクスで人材を募集したところ、採用に成功しました」

大企業も”副業”に熱視線。開始2年で登録者2万人を突破した副業マッチングサービスの裏側_2

このように大企業が副業マッチングサービスを活用するケースが近年増えつつあるという。その背景には「DX人材をはじめ、優秀な人材の採用が困難を極めていることがある」と大類氏は推測する。企業の成長のキーマンになりうるDX人材は、どの企業も喉から手が出るほど採用したい。

しかし先に挙げた事例の場合、「ハードウェア」に対する知見だけでなく「ソフトウェア」に対する知識も求められる。このような素養を持ちDXを推進できる人材を正社員として迎え入れるのは、給与などの待遇を含めて極めてハードルが高い。

そこで、フルタイムではなく副業という形で自社のDXプロジェクトに関わってもらうという考えが企業に広まりつつあるようだ。副業を通じて、DX人材に自社にはない知見やノウハウを提供してもらうのだ。

「DXのように、これまでの企業活動の延長線上にないビジネスを立ち上げようとする場合は、自社にないノウハウや知見を取り入れる必要があります。だからこそ、それが実現できる可能性があるクラウドリンクスに、企業も注目しているのではないでしょうか」