「奇跡のような出会いがありました!」と興奮
「ちょうど一昨年の話なんですけど、『もし、あのとき彼氏がいなかったら付き合ってたな~』って人はいますね(笑)。その人は短髪の黒髪で『EXILE』っぽい雰囲気の人だったんですけど、どうやら私のこと好きだったっぽくて…。『いま海にいるよ~』とか『これから○○(友達)と飲むんだ~』と言ったらすぐに来てくれたし、明らかに私に気がある感じだったんです。
でも当時、私には彼氏がいたし、あっちもそのことを知っていたから、あからさまに『好きだ』とは言ってこなかった。そうしている間にも夏が終わり、だんだんと遊ぶ機会もなくなっていくうちに、私も彼氏と別れてしまって…。あれから2年経った今では、もう連絡も取れないけど、こうして海にくるたびに楽しかった思い出がよみがえるし『元気にしてるかな~』と考えちゃいますね」(23才・営業職・湘南在住)
今回のアンケートでは、“実らなかった恋愛”について語る人がほとんどだった。やはりドラマとは違い、リアルな恋愛はそう甘くないようだ。
そんななか、都内在住の23才の女性(美容エステ勤務)は「奇跡のような出会いがありました!」と興奮ぎみに語ってくれた。
「今日は友達(女性)と一緒に来てるんですけど、ちょうど去年、その子と海の家にいたときに『写真撮りませんか?』と大学生の男の子2人組にナンパされまして…。それまで私たちは、年下の子とか恋愛対象外だし、ナンパについていったこともなかったんですけど、なぜかその2人組とはフィーリングが合ったんです。
それで私は、俳優の『新田真剣佑』に似た子とデートするようになって、友達ももう一人の子とイイ感じになったんですけど、お互い告白された場所が『江ノ島』だったんですよ。すごい偶然じゃないですか?(笑) その後、つきあうことになって、今、彼オーストラリアに留学に行ってしまったので遠距離恋愛中なんですけど、もちろんラブラブのままです。この『海がつないでくれたご縁』を大切にして、これからも仲良くしていけたらいいなと思ってます」
2023年の夏。湘南で繰り広げられる男女の恋はまだ始まったばかり。
後編では出会いを求める男たちの奮闘記を詳報する。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班