一番キツかった時期
二度の逮捕を経て、表舞台での活躍を諦めた清水良太郎(34)は運送業に従事し、2019年に親会社と業務委託契約を結び独立。
その後、社長として立ち上げた運送業を軌道にのせたが、2022年12月、親会社からリースしていたイタリア製高級車「マセラティ・ギブリ」で交通事故を起こし、修理費用や慰謝料など約500万円を請求されるトラブルになっていることを週刊文春が報じた。
記事にはマセラティの件のほか、報酬アップを要求する清水とコロナ禍の影響で業績悪化していた親会社との間で交渉が決裂し、契約解除に至ったと書かれている。
「クスリや賭博は僕が全て悪いです。ただ、この件だけは自分に落ち度があったと考えてはいません。去年の3月に突然親会社から『社長としての自覚がない』と言われ、前触れもなく契約を解除されました。最後の月の売上も支払ってもらえていませんでした」
マセラティを返却しないまま乗り回して事故を起こし、修理費用など約500万円を支払うよう親会社から通告されていると報じられた件についてはこう説明をする。
「契約解除後に事故を起こしたのも、マセラティをお返ししてなかったのも事実です。1ヶ月分の売り上げ、約300万円が振り込まれていない状態だったので、他に担保が何もない状態でマセラティを返すわけにはいかないじゃないですか。
それに僕はマセラティの保険料を親会社に支払っていたのに、知らないうちに保険は外されていた。事故を起こしてしまった相手方は無傷だったのですが、こちらの車の方は全損扱いでした。保険が外されているので修理代は実費で払っていかなければなりません。そのことも含めて今親会社と訴訟中です」
振り返れば、清水は路頭に迷ったこの時期が、一番きつかったかもしれないと心情を語る。