充電ケースがイヤフォンのリモコンになる!

JBLの「Tour Pro 2」は、AirPods/AirPods Proなどと同じく、スティック型のデザインを採用しています。

機能面では、こちらもAirPods Pro同様に、音楽リスニングや通話音声以外の不要な環境雑音を消す「アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)」や、外を歩きながら安全に音を聞くために重要な「外音取り込み」機能に対応しています。

そのほかにも、2台のデバイスに同時接続可能な「マルチポイント」やワイヤレス充電に対応するなど、今どきのワイヤレスイヤフォンに求められる機能は幅広く網羅している印象です。

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「Tour Pro 2」はブラックとシャンパンゴールドの2色展開

そして本製品最大の特長は、なんといっても「充電ケースがリモコンになる」こと。本稿執筆時点(2023年3月3日)で、同様の機能を搭載する左右独立型のワイヤレスイヤフォンは、筆者が知る限りほかにありません。

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曲送りや音量のアップ/ダウンが、充電ケースだけで操作可能

充電ケースには、小さなスマートタッチディスプレイ(カラー表示)が搭載されており、これを操作することで、イヤフォンのあらゆる挙動をコントロールできます。

たとえば、音楽再生の曲送りや音量のアップダウンはもちろん、ノイズキャンセリングと外音取り込みモードの切り換え、イコライザーによる音のバランス調整、立体感を加える「空間オーディオ」モードの選択、そして液晶を強く光らせてフラッシュライトとして使う機能など、対応する機能もとても充実しています。JBLによると、今後ソフトウェア・アップデートによって機能が追加されていくようです。

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ノイキャン機能のオン・オフ、イコライザーの選択など、現在のステータスが視覚的に確認できる