イーロン・マスク買収後のTwitter

イーロン・マスク氏がTwitter(現X)を買収してから、1年が過ぎた。

買収後のTwitterは、たった1年でさまざまな変化が起きた。幹部も含めた従業員の半数の解雇から始まり、APIの有料化(高額化)による多数のbotや外部サービスの排除、従来の認証バッジの廃止と有料の認証バッジの導入、コミュニティノートの導入、ブランド名の「X」への変更、クリエイター広告収益分配プログラムの開始、少額での有料化テスト、サークル機能の廃止、ニュース記事の見出し表示の廃止、有料プランを3段階に変更など、ざっと列挙してもその変革はおびただしいこと、このうえない。

マスク氏は買収時から変わらずbot対策に熱心な様子を見せており、Xの成長を叫んでいるが、ユーザーの利便性は買収前よりもかなり落ちてしまっている印象だ。

“謎の外国人アカウント”で荒れるリプ欄。イーロン・マスク買収後、変わり果てたTwitterは「終焉」へと向かってしまうのか?_01
Twitter(現X)を買収したイーロン・マスク氏(写真/shutterstock.com)
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