ネット上の男性はなぜ怒っているのか…

「男はおごって当たり前。女がそれに感謝をするのも当たり前」

“デート代おごるべきか否か論争“に炎上恋愛インフルエンサー妹尾ユウカが参戦。「おごられて当たり前女子とそれに怒る男性は現実世界では交わることがないのだから不毛な争いなんです」_1
コラムニスト、妹尾ユウカ(instagrumより)
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話題の“デート代は男がおごるべきか否か論争”の着地点はこんなところでいかがだろうか。
少なくとも、港区、新宿区、渋谷区、中央区近辺を拠点として遊んでいる女性たちからは支持が得られるはずだ。
私自身、年齢や立場が対等な友人関係を除き、昔から「男がおごって当たり前」と思って生きている。
この価値観で生きていても、これまで困ったことなんてひとつもなかった。

今回の論争で怒り心頭のネット上の男性たちは、いったい何なのか。
私は彼らを「所得が低い」「田舎者」「モテる気がない」のいずれかの男性だと決めつけている。それ以外の答えが見つからない。

とはいえ、私は彼らに変化を求めているわけではない。おごるのが当たり前と思っている男性の中に、彼らのような男が混ざっても、当然ながらモテないし、もっといえばスタートラインにすら立てない。
つまり、私とは関わることがない類の方々なので、そんな人たちの意見なんてどうでもいいし、彼らが変わる必要もないと思う。

たとえ、私のような都心部にいる華やかな女性たちとデートに行けたとして、おごらない男とは「二度と遊びたくない」「論外」といった判断を下されるだけだ。

火付け役の深田えいみは該当ツイートを削除後、このような投稿をおこなった

しかし、彼らも一丁前に以下のような反論をしてくる。

「会計時に財布を出さない女こそ論外」
「おごってもらって当たり前の女はこちらから願い下げだ」

顔を真っ赤にしているところ申し訳ないけど、このような人々は私たちに関われないので、そんなにムキになることはないのでは?

ついでに「素敵な女性にならおごりますよ」といった男性の意見も多く見受けられたが、これは「うるさい」以外のなにものでもない。本気で言っているのならば、素敵だと思っていない女性をわざわざサシでデートに誘うなという話である。暇か。