「こんなガチのガチで、ピリピリしている現場はほかにない」サツマカワRPGが語る『座王』の真実_01
サツマカワRPG。取材の日はYes!アキト、どんぐりたけしと共にギャガー枠で出場
すべての画像を見る

『座王』のオールラウンダー、サツマカワRPG

MCとして様々な芸人の奮闘ぶりを見てきた千原ジュニアをして、「オールラウンダー」として高く評価されるピン芸人・サツマカワRPG。Yes!アキト、どんぐりたけしとのトリオ「怪奇Yes!どんぐりRPG」での活躍でも知られるため、ギャグ芸人としての印象が強いのは致し方ないところ。だが、『座王』ではどのジャンルでも高い対応力を示し、出場6回目で念願の座王を獲得した。

そしてこの取材の当日、「ギャガーSP」で見事2度目の座王に。「取材も、優勝も最高!」とテンション高く取材場所に現れたサツマカワ。そこで千原のサツマカワ評を聞き、「ホントっすか? めちゃありがたい!」と喜びを露わにした彼に、『座王』の印象について聞いた。

「同期の真空ジェシカが先に出場していたので『座王』の空気も聞いていたんですけど、こんなガチのガチで、ピリピリしている現場はほかにないですね! でも、別に東京の芸人にだけ判定が厳しいとかではなくて、そういう意味ではやりやすさもあります。特に僕は、はじめての対戦のときに“ギャグ”で対戦できたんですよ。そこで披露したギャグがウケて、スタッフさんの印象も良くなったと思いますね」

「こんなガチのガチで、ピリピリしている現場はほかにない」サツマカワRPGが語る『座王』の真実_02
ギャガーとして知られるが、大喜利も得意。そのため、即興芸を競う『座王』向きな芸人と言える

得意とするギャグで『座王』での未来を切り開いた感のあるサツマカワだが、その後も、新世代のスター候補であるカベポスター・永見に「大喜利」で勝利したほか、「楽屋」でも見事なボケを披露。本人も、ギャグだけではないところを見せられると意気込んでいる。

「ここは繊細な問題になってくるんですけど……サツマカワは“ピュアなギャガ―(=ギャグ芸人)なのか問題”は根強くあるんです(笑)。Yes!アキトとどんぐりたけしは間違いなく生粋のザ・ギャガー。でも僕は、ピンネタのときは30秒くらいのショートコントが主だったりするので、番組を通してそのあたりの幅広さを匂わせていきたいなと(笑)」

「こんなガチのガチで、ピリピリしている現場はほかにない」サツマカワRPGが語る『座王』の真実_03