美顔器ヘッドを当てるだけで、化粧水が肌の中に消えていく感覚がわかる!?
さきほども述べたが自分は今年で35歳。33歳くらいに、化粧水を塗った翌日の肌の触り心地があまりにも気持ちよく、自分の肌なのに何度も触ってしまうという行為を繰り返してしまい、そこから肌のことを少しだけ気遣うようになったため、今回の美顔器ヘッドには興味津々である。
ともあれ、まず電動シェーバーとしての実力の確認だ。剃るときは深く剃りたいと思う手前、普段はT字カミソリしか使わないので、電動シェーバーを使うのも人生で２度目くらい。髭を長めに生やすため（というか放置しているだけ）、T字で剃るときは髭がカミソリに引っかかってつっかえるのにイライラしていたが…。
そんな悩み、いつの時代ですか⁉︎と言わんばかりの、なめらかな動きで、かなりスムースに剃れる。引っかかりもゼロ。顎下やエラ周辺なども、T字で剃るときみたいに皮膚をちょっと引っ張って髭を立たせて、腕も逆関節を極められたような体勢にならず、無理ない姿勢でシェーバーを当てて動かすだけで“ツルスベ”に。そしていよいよ、目当ての美顔器機能へチェンジ。
ワンタッチで、カミソリ部分を外して、美顔器ヘッドへ交換。こういった機械的なもので時々思う、“これしっかりとハマってる？”との不安な感覚もなし。
早速、化粧水を軽く塗った顔に当ててみました。小気味いい振動が、くすぐったくもあり、軽くマッサージされている感覚もある。
普段だと、手（の平）で満遍なく押さえても、肌の表面に化粧水がかなり残り、ビチャっとしたままの感じが残るのだが、“おい、どこへいった!?”と思うほどしっかり化粧水が肌に吸収された仕上がりに。その肌を触ると、CMみたいにモチッと手に肌が吸い付いてくる感じがした。これは…ずっとなでていたくなる気持ちよさだ。
そして、何といってもテレビを見ながらぼーっとすべらせるだけの手軽さがいい！
“スキンケアしているな～”という満足感もあれば、“肌キレイですね、どんなケアしてるんですか？”と聞かれるかもしれないなんて妄想もしたり、しなかったり…ウキウキしちゃえるかもしれません。
“美顔器”という言葉にちょっとハードル高めだと思う方も、高級シェーバーを買ったら、美顔器も付いてくるくらいの気持ちでいかがでしょうか。エステや高級化粧品を買うよりコスパいいかも。
文／集英社オンライン
