平手打ち騒動の行く末が気にかかる
ウィル・スミス&ジェイダ・ピンケット=スミス
2007年『幸せのちから』で主演男優賞にノミネートされたウィル・スミスは、作中でも息子役で親子共演した長男のジェイデンと妻のジェイダと共にレッドカーペットに登場。2002年の授賞式では、1歳だった娘のウィローの発熱で、本番中に帰宅したほど家族思いの夫婦であった。
本年のアカデミー賞授賞式の話題をさらった、ウィル・スミスがプレゼンターのクリス・ロックを平手打ちにした騒動。ウィルの妻ジェイダの刈り上げ頭をクリスが笑いのネタにしたのが原因。クリスはジェイダが脱毛症だというのを知らなかったとか、バック・ステージでは警察がウィルの逮捕に動いたが、クリスが拒否したという情報も。ややこしいのは、その騒動の後に、ウィルが主演男優賞を受賞して涙のスピーチをしたことだろう。どんな理由にしろ、暴力があってはならないという世論もあり、授賞式を主催する映画芸術科学アカデミーは正式に調査し直すとコメント。まさに天国と地獄が同時にやってきたようなウィル・スミス。以前、授賞式の司会経験のあるジミー・キンメルが「会場にはスパイダーマンもアクアマンもキャットウーマンもいましたが、誰もクリス・ロックを助けませんでした」と自身が冠のトークショーでジョークにした。うまいっ! ジョークもこれくらいの力量がないとね。