一方で人気の「スパ」…地元住民は「めっちゃ行ってますよ」
一方、繰り返し利用している人が実際にいたのがスパだった。
「俺はスパにはめっちゃ行ってますよ。家も近いし、名護市民向けに安くなるときがあって、そういうときに行く」
こう話すのは30代の男性だ。県北部では温泉施設が珍しく、大人2640円、子ども1540円(国内在住者向けのスパ券)で利用できるスパはまずまず好評のようだ。
また、地元から見たジャングリアには、職場としての顔もある。
前出の名護市の男性は、「居酒屋で従業員が8人とか10人ぐらいで飲んでいるのをよく見かけますね」と話す。
「従業員の多くは20代から30代で県外出身者が目立つ。学生の集団がずっと修学旅行で来ているような感じ。リゾートバイトの延長という雰囲気といえばいいかな」(男性)
パーク内では雰囲気を盛り上げるためのパレードやショーも行われており、従業員にはそうしたイベントでパフォーマンスを披露するダンサーも含まれる。
男性は、「パレードで踊っている人たちは、ジャングリアに強い意志を持って来ていると感じる」といい、好印象を抱かせるプロ意識の高い従業員もいるようだ。しかし、なかには地元住民と軋轢を起こす者もいるという。
「地元の店舗近くで、ジャングリアの従業員とみられる若者と地元住民との間に通行を巡るトラブルがあったとも聞きました」(同)
取材を進めるほどに浮かぶジャングリアの地元での苦戦ぶり。
「リピートはあるか?」と尋ねた際の前出の女性の一言が、すべてを言い表しているようだった。
「潰れる前にもう1回行けたらな、と思います」
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













