「斎藤知事に山中氏はあやかろうとしたのではないでしょうか」

この動きがSNSで伝えられると遠く兵庫県で関心を呼んだ。

「斎藤元彦・兵庫県知事がやったことと同じです。斎藤知事は2024年、パワハラや“おねだり”などをしたと県の元西播磨県民局長に告発され、これが背景となり県議会で不信任が全会一致で議決され失職しましたが、その直後から朝の駅立ちを始め、出直し知事選で再選されています。自分と同じようにクビが飛んでも再選を果たした斎藤知事に山中氏はあやかろうとしたのではないでしょうか」(兵庫県議会関係者)

9月29日、記者会見でハラスメント対策の公約を話す原澤敦美氏 撮影/集英社オンライン
9月29日、記者会見でハラスメント対策の公約を話す原澤敦美氏 撮影/集英社オンライン

横浜市長選には他に⾃⺠党市連と国⺠⺠主党県連、維新市議団が推薦し公明党市議団が支持する弁護⼠の原澤敦美⽒(59)や、⽴憲⺠主党県連が⽀持する前衆院議員の中⾕⼀⾺⽒(43)、参政党推薦の会社経営、福⼭敦⼠⽒(37)、共産党県副委員⻑の浅賀由⾹⽒(46)、市⺠団体代表の藤川祥⼦⽒(51)が出馬する見通しだ。

9月12日、記者会見で立候補を表明する中谷一馬氏 撮影/集英社オンライン
9月12日、記者会見で立候補を表明する中谷一馬氏 撮影/集英社オンライン
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2021年の市長選から支えた立民と共産、2025年の選挙から応援に加わった自民党も、今や山中氏に見切りをつけた。山中氏は政党の支援なしに、兵庫県知事選のような復活劇を見せることができるだろうか。

「兵庫県の出直し知事選では、政治団体NHK党代表の立花孝志被告=名誉棄損罪で起訴、勾留中=が斎藤氏にプラスになる選挙運動を行う意向を公言して出馬し、斎藤知事を告発した後自死した元西播磨県民局長や議会で疑惑を追及した県議らをSNSも駆使して誹謗中傷し、斎藤氏を助ける“2馬力選挙”を展開しました。

これが得票にどの程度影響したのかは検証が難しいところですが、斎藤知事の再選につながった可能性があります」(在阪記者)

だが今回横浜市長選では、山中氏は知名度は高いが立花被告のような存在はいない。パワハラ首長出身者が“2馬力”の応援なしでも返り咲けるのか。結果が注目される。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班