不登校経験者の父親が語る「休み明けの負担」
長期休みは、子どもたちにとってどういった負担があるのか。
自身も中学時代に不登校を経験し、現在は2児の父親でもある「ぎりリーマン@昔不登校だったパパ」(@giri_girimen)氏は、当時の休み明けの心境をこう振り返る。
「周りのみんなが『学校に行くのはめんどくさい』と思いながらも普通に通えているのに、同じように学校へ行けない自分に対して『自分は将来どうなるんだろう?』『でも学校に行くのも苦しい』という不安がありました」
「行かなきゃいけない。でも、学校へ行く勇気が出ない」という矛盾した気持ちが、学校が始まる日が近づくにつれて、どんどん焦りに変わっていったという。
「長期休暇中は学校から物理的に離れることで、学校に対する意識も少し薄くなっていました。でも、再び学校が始まると、周りの同級生は当たり前のように学校生活へ戻っていくのに、自分はそこへ戻れない。その現実を改めて突きつけられているような感覚がありました。
『みんなができていることが、自分にはできない』…そのたびに『自分はダメな人間なんだ』と心の中で何度も認識し続けるような感覚があって、それがとても辛く、大きな負担になっていました」
現在は2児の父親となり、ブログ(不登校のソノゴ)なども通して不登校に関する発信を行なう「ぎりリーマン」氏。「不登校で感じている辛さが未来まで続くわけではない」と子どもたちにエールを送る。
「自分自身も、学校に行けないことで毎日のように『死にたい』と感じながら、それでも死ぬのは怖く、ただただ変わらない毎日を過ごしていた期間がありました。そんな自分でも、小さなきっかけの積み重ねで、年齢を重ねるにつれて『少しだけ生きるのが楽しくなってきたかな』と感じることが最近増えてきました。今、不登校で感じている辛さが、そのままこれから先の未来まで続くわけではないということを、自分自身、生きていく中で少しずつ知りました」













