理知的かつ清廉さを感じさせた天皇陛下への祝辞
そんな芦田愛菜が本当の意味で“パーフェクト才女”に“成った”といえるのは、2019年11月だったのかもしれない。
この年の5月に元号が「令和」に変わり、11月に天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」の祝賀式典が皇居前広場で催されたときのこと。
凛とした着物姿で登壇した芦田愛菜は、次世代を担う女優代表として約3万人の観衆の前で、堂々と約2分半にわたる祝辞を述べたのだ。
そのなかで芦田は、即位礼正殿の儀での陛下のお言葉に触れ、陛下が長年研究してきた「水」を通して世界のさまざまな問題を捉え、それが平和につながるという考えに感銘を受けたと語った。
そして自身についても、「私も大好きな読書を通じ、知識を得ること、そして、その知識を踏まえて行動に移す、そのことが大切であるのではないかと考えるようになりました」
と述べ、思い立ったことを迷わず実行できるようになりたいと決意を語った。
陛下のお言葉に感銘を受け、その意味を熟考し、自身の生き様に反映していきたいという趣旨の完璧なスピーチ。理知的でいて清廉さも感じられたこのときこそ、“パーフェクト才女”に昇華した瞬間だったのではないだろうか。













