「ついに公式が乗ってしまった…」

「大盛ねぎだくギョク」が、令和の吉野家に現れた。

吉野家は9月、タレントの木村拓哉を起用した新CM「オレと推し牛」篇を公開。あわせて、自分好みの牛丼の食べ方を楽しむ「推し牛」の取り組みを展開している。

そのCMで木村が注文するのが、「大盛ねぎだくギョク」だ。

吉野家公式Xでは同メニューを“通の注文”として紹介。これまで個別に注文できた「大盛」「ねぎだく」「玉子」を組み合わせ、「大盛ねぎだくギョク」という商品名で正式に販売を始めた。

これが「大盛ねぎだくギョク」だ!(画像/吉野家公式SNSより)
これが「大盛ねぎだくギョク」だ!(画像/吉野家公式SNSより)
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すると、この言葉にネットの古参ユーザーたちがざわついた。

「ついに公式が乗ってしまった…」
「よーし、パパ特盛頼んじゃうぞ〜」
「吉野家コピペじゃねーかw 企画を考えた人を小一時間問い詰めたい」
「しかしこれを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴うのでは」
「キムタクに吉野家コピペ言わせるとは…」

なぜ「大盛ねぎだくギョク」という言葉に、これほどネットが反応するのか。

元になったのは、インターネット黎明期に広く知られた、いわゆる「吉野家コピペ」だ。

発端とされているのは、ペンネーム「新爆」氏が2001年4月7日に個人サイトの日記へ投稿した文章。数日後にはネット掲示板「2ちゃんねる」へ転載され、その後、文章の一部を別の題材に置き換えるなど、さまざまに改変されながら定番ネタとして広まっていった。

内容は、150円引きのキャンペーンで混雑する吉野家を訪れた“自称・吉野家通”の語り手が、客たちに次々と毒づいていくというもの。

「吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ」と持論を展開し、大盛つゆだくを頼んだ隣の客に対しては「お前は本当につゆだくを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい」とヒートアップしていく。

そして終盤、「吉野家通の間での最新流行」として紹介されるのが、「大盛りねぎだくギョク」だ。「これが通の頼み方」としたうえで、「しかしこれを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。素人にはお薦め出来ない。まあお前らド素人は、牛鮭定食でも食ってなさいってこった」と締めくくる。