河川敷に放置された大量のごみ…「クマなどの野生生物を誘引する可能性があります」

「河原へのゴミの放置は景観を悪くするだけではなく、クマなどの危険な野生生物を誘因する可能性があります」

こうしたコメントとともに、河川敷に捨てられた大量のごみの写真をXに投稿したのは東京・奥多摩の観光協会だ。

この投稿に対し、「罰金制度設けるしか対策ない」「監視カメラつけたらいいと思う」など、対策を求める声が多くあがった。

河川敷に散乱したごみ(写真/奥多摩町提供)
河川敷に散乱したごみ(写真/奥多摩町提供)
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奥多摩町は、その全域が秩父多摩甲斐国立公園に指定されており、自然保護の観点からさまざまなルールが設けられている。しかし、ごみの放置や直火での焚火など、マナー違反行為が後を絶たないという。

河川敷のごみ投棄の現状について、奥多摩町観光産業課の担当者はこう説明する。

「コロナ禍以降、河川を利用する来町者が増加したことにより、ゴミの放置も増えてきました。主に氷川渓谷、鳩ノ巣渓谷の河原やその周辺の遊歩道、観光トイレ等に放置されています」

町のホームページによれば、ほかにも住民用ごみステーション周辺や観光用公衆トイレなどへの悪質な不法投棄が目立っているという。

遊歩道に捨てられた大量のごみ(写真/奥多摩町提供)
遊歩道に捨てられた大量のごみ(写真/奥多摩町提供)
住宅地にも不法投棄ごみが山積(写真/奥多摩町提供)
住宅地にも不法投棄ごみが山積(写真/奥多摩町提供)

放置されたごみは、町観光産業課職員や観光案内所職員が回収を行ない、町の廃棄物集積施設である奥多摩町クリーンセンターへ持ち込む形で処理しているという。