「そんなにおじさん嫌なんだ…(笑)」

まず、中川さんを驚かせたのが、綾瀬さんの掲げる「年収5000万円」という条件だった。

「『相手に求める年収は5000万円』にはびっくりしました。でも、それが『子どもの英才教育のため』ということだったので、そこはすこ〜しだけ納得しました。お相手に求める年収と若さを天秤にかけて、若さをとって年収800万円で妥協したところは、思わず笑ってしまいました。

高齢者と結婚するぐらいなら希望年収を4200万円下げてもいいという…。『そんなにおじさん嫌なんだ…』と思いました(笑)。綾瀬さんは、年収200万円でおっさんの自分にとっては、一生関わることができない遠い存在ですねー(遠い目)」

独自の婚活が話題となった綾瀬さん(写真/本人Instagramより)
独自の婚活が話題となった綾瀬さん(写真/本人Instagramより)
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5000万円から800万円へ。数字だけを見れば大幅な「条件緩和」だが、そこからは綾瀬さんが収入だけを絶対条件としているわけではなく、相手の年齢など複数の条件に優先順位をつけていることもうかがえる。

では、自分の理想を簡単には曲げない婚活は「アリ」なのだろうか。

「それぞれの人の立場、スペックによってアリ・ナシがあるのではないでしょうか。綾瀬さんのようなスペックであれば、条件を曲げずに強気でいっても、ある程度うまくいく予感がします。私みたいな者は、妥協に次ぐ妥協が必要です!」

中川さん自身は、48歳、年収200万円という状況から婚活をスタートした。その経験から考えると、婚活における「高望み」そのものが悪いわけではないという。

「とりあえず希望は謙遜せずに全部正直に吐き出して、それに見合う人を全力で探してみる。ある程度、期限とかを決めてそれでやってみて、ダメだったら徐々に妥協していくのがいいのではないでしょうか。婚活スタート時に理想を高く掲げることは、悪いことではないと思います」

最初から「自分には無理だ」と条件を下げるのではなく、まずは希望を明確にして挑戦する。そのうえで現実との折り合いをつけていく。中川さんにとって婚活とは、理想を捨てる作業というより、理想と現実の距離を測っていく作業なのかもしれない。