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「勝者と敗者、超富裕層と貧困層、善と悪、領主と農奴」世界を二分化するテック・ジャイアントたちの思惑 「テクノ封建制」がもたらす近代社会の破滅
GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)などの巨大テック企業がサービス料や手数料などをピンハネすることで富を集積し、強力な存在として君臨するようになった経済システム、「テクノ封建制」。ギリシャの経済学者であるヤニス・バルファキス氏が提唱しているものだ。
思想家・内田樹氏によると、巨大テック企業の人たちが好んで使うメタファーが「青いピルを飲めば幻想の中で眠り続けられるが、赤いピルを飲めば痛ましい現実に目覚める」というものだという。彼らが世界をどのように捉えているかを解説してもらった。
テクノ封建制 #7
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この記事のまとめ
- #1気づかないうちにあなたは「農奴」になっていた!? テクノロジーの発展がもたらした“身分制経済”の恐ろしい全貌...
- #6市場競争が消えた⁉ 市場を独占した巨大テック企業がもたらした資本主義の死…ユーザー全員が農奴になる「テクノ封建制」とは?
- #7「勝者と敗者、超富裕層と貧困層、善と悪、領主と農奴」世界を二分化するテック・ジャイアントたちの思惑 「テクノ封建制」がもたらす近代社会の破滅
- #8このままでは中世の封建制が再来しかねない…世界の見え方が変わる「テクノ封建制」の概念とは?
- #11「動画も無限に観られて、何でもクリック一つで購入できる」...便利な生活の中で気づかぬうちに自由が奪われ続ける“テクノ封建制”の真の恐怖とは
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