痛みがすごくて呼吸ができなかった整形手術 

–––––はじめて整形したのは、何歳のときですか?

19歳のときに、瞼を二重に埋没しました。それからは「とにかく可愛くなりたい」という一心で、お金を貯めては整形し続けています。やっぱり、美女が得する世の中だと私は思っているので。

–––––整形には、今までどれくらいお金をかけましたか?

途中から数えるのをやめちゃったんですけど、細かいものを含めると、2000万円は超えていると思います。「骨切り」だけで500万以上はかかっていますし、目は修整などを含めて200万くらい、鼻は100万くらい、前頭部の植毛で100万くらい、豊胸で200万くらい。あと、助軟骨を抜いて小鼻の付け根部分に入れて、ほうれい線が目立たなくなるようにする手術もしましたね。ほかにもいろいろやっているので、この顔はかなり作り込まれたものなんですよ。

それに、足回りとお尻の脂肪を吸引して、それをシリコンを入れた胸の上に足してふわふわにしています。それは(PR)案件だったので、700万くらいする手術が無料でした。

整形には総額2000万円以上を使ったという矢神サラさん(写真/本人提供)
整形には総額2000万円以上を使ったという矢神サラさん(写真/本人提供)

–––––ダウンタイムが一番辛かった整形は何ですか?

「骨切り」です。顎とエラと頬骨を削って、中顔面の骨を全部抜きました。ダウンタイム中は痛みがすごくて、呼吸ができないんです。

血がずっと出てしまうんですが、横を向くと血が詰まってしまうので、横向きで寝られないんですよ。3日間くらい入院したんですけど、本当に死ぬかと思いましたね。口が全然開かなくて、食事は2週間流動食でした。それに術後2年間くらい、ずっと顔が腫れている状態でした。