千原ジュニア期待の次世代スターは、細身メガネセンス系芸人、カベポスター・永見が語る『座王』_1
カベポスター・永見。細身かつメガネという風貌を裏切らない捻ったネタが多い
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新世代スター候補①カベポスター・永見

『座王』はベテランも参加する門戸の広い番組ではあるが、若手にとっては特技や経歴ではなく、「お笑い」の力を発揮できる大きなチャンスだ。関西ローカルとはいえ配信で全国でも視聴できる環境が整っており、その価値はますます高まっている。

事実、『座王』は若手の抜擢を続けており、その中から座王も誕生している。千原ジュニアも期待の若手として名前を上げたカベポスター・永見、サツマカワRPGは、少ない出場回数ながらすでに座王を獲得した次世代スター候補である。まずは関西ではその知名度をじわじわと上げているカベポスターの永見に話を聞いた。

「はじめて座王になったときは……照れちゃいましたね(笑)。座王の席に座って、トロフィー渡されたときに“えへへへ”ってデレデレしてしまって(笑)。自然と笑みがこぼれて、“優勝しちゃっていいんや”という気持ちでした」

千原ジュニア期待の次世代スターは、細身メガネセンス系芸人、カベポスター・永見が語る『座王』_2
関西の賞レースを総なめにしているカベポスターは、今年のM-1でも最注目株だ

今年のABCお笑い新人グランプリに輝き、M-1グランプリでも決勝進出候補と目されているよしもと漫才劇場期待の星、カベポスター。コンビのボケ担当であり、ネタ制作を担当する永見は、素人時代に、千原ジュニアが出演していたNHKの大喜利番組『ケータイ大喜利』の常連投稿者「メスシリンダ~」として活躍。メジャー五段というトップクラスの成績を収めている。

そんな永見にとって、『座王』は芸人になった頃から出場を目指していた番組だった。

「最初は、ジュニアさんが現場にいるというのがわけ分からなかったですね。僕にとってはテレビの向こう側の人、だったので。それが僕の言葉に相槌を打ってもらえる、すごい世界に来てしまったと思いました。もちろん緊張もしていたんですけど、それよりも“勝ったらすごい手応えなんやろうな”という気持ちも同じくらいありました。こんなにちゃんとお笑いで戦う番組はないですから」

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