#1 渋谷最大級のクラブ閉店!記憶に残る「神回」ベスト5でダントツ1位は?

渋谷最大級のクラブが閉店

DJやラッパー、ダンサーなど、多くのアーティストにとっては表現の場でもある「クラブ」。クラバー(クラブに通って踊ったり飲んだりする常連)にとっても、大音量の音楽を聴きながら踊ったり杯を交わせる唯一の場所だ。

好きな音楽を大音量で楽しめ、男女の出会いの場所でもある。

クラブ遊びの醍醐味を一度知ってしまえば、そこにしかないものを求めて何度も通いたくなる。これこそ、クラブカルチャーが発展し、今もなおその文化が受け継がれている所以である。

とりわけ、渋谷最大級のクラブ「VISION」は、メインフロアのGAIA(ガイア)を筆頭に4つのフロアごとに雰囲気やジャンルの異なる音楽が楽しめる。国内外の大物アーティストを招いた幅広い音楽イベントが開催されることもVISIONの大きな特徴だ。

相次ぐ大型クラブ閉店! 再開発で渋谷の夜はどう変わったのか?_1
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そんなVISIONは、2022年9月3日を最後に、渋谷道玄坂二丁目地区の街づくりプロジェクト「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の施工の影響で閉店が決まっている。

VISIONだけでなく、系列店のクラブ「Contact(コンタクト)」も2022年9月17日に営業終了となり、道玄坂一帯の人気クラブは相次いで閉店を余儀なくされている。

渋谷には道玄坂以外にも“クラブ街”“ラブホ街”と言われる円山町には多くのクラブが軒を連ね、週末を中心に盛り上がりを見せている。

だが、VISIONに匹敵するほどの大箱は存在しない。

DJ、ラッパー、ダンサーなどクラブを生業とするアーティストはもちろん、イベントに通いつめたクラバーにとって、VISIONがなくなれば行き場を失ってしまうのでは──。

どうしても、そう思わざるを得ない。