事実婚相手から言われた「お前の子どもがかわいくない」
24歳でバツイチのシングルマザーとなった新川さん。離婚後は1年間、ゴルフ場のキャディーとして働き、その後、一般企業に入社。営業職として働きながら、仕事と子育てに追われる日々を送っていた。
そんな新川さんに、2度目の「結婚のチャンス」が訪れたのは28歳のとき。お相手は、かつて「ブスっ子くらぶ」の常連客だった11歳年上の男性だった。
「年賀状のやり取りをきっかけに、お互いまだ独身であることが分かって、数年ぶりに会うことになったんです。そこから交際に発展したんですが、当時4歳だった長女が彼にすごく懐いていて。私自身も『子どものパパが欲しい』と思っていましたし、彼から『40歳になるまでに結婚したい』と言われたので、結婚することにしました」
その後、2人の間には長男が誕生。「今度こそ家族4人の幸せな家庭を築いていく」。そう思っていた新川さんだったが、結婚生活は5年で終わりを迎えることになる。いったい、何が原因だったのか。
「相手がとにかく金遣いが荒かったんです。いい車に乗ったり、人にご馳走したりする生活が身についていて。でも、実際には借金も多くて、私が返しても、また借金が増える。そんな生活に嫌気が差してしまいました」
のちに、交際中に連れて行ってもらった高級店や旅行も、実は消費者金融から借りたお金で賄われていたことが判明。新川さんは再び、2人の子どもを育てるシングルマザーとなった。
その後、シングルマザーのコミュニティサイト「母子家庭共和国」を開設したり、NPO法人「ウインク(Wink)」を設立したりするなど、家族問題の支援活動に積極的に取り組むようになった。
そんな活動の中で、新たな男性と出会い、事実婚の関係になる。しかし、ここでも「子ども」をめぐる壁が2人の前に立ちはだかった。
「自分の子じゃない子どもを育てることについての葛藤が、彼の中にはあったんですよね。彼から『お前の子どもがかわいくない』と言われたり、長女からも『父親じゃない男に、どうしてあんなに厳しくされないといけないの』って泣かれたりして。血縁関係のない人同士で家族を築き上げるっていう壁を、越えられなかったんです」
4年間続いた事実婚関係を解消した新川さん。それでも、人生はまた新たな出会いを運んできた。


















