「では、津田さんにお願いしましょう」
「誰か! この中に事件を解決してくれる人はいませんか?」
と、ドラマチームに助けを求める今田。最後、『VIVANT』勢に振ると、ドラムが「ちょっと僕では分からないので、頼りになりそうな人に今電話してみるね」と言って、画面に登場したのが乃木憂助こと堺雅人だった。
だが彼は「別の任務」で行くことはできない。
「では、津田さんにお願いしましょう」
予想した通りの展開。だけどワクワクは止まらない。
「えー!」「ちょっと待ってぇ!」と渋る津田に「名探偵と事件は、惹かれ合う運命なんやな。ここは津田、いや、名探偵津田! 頼む! 事件を解決してくれ! 70回続いてるこの感謝祭が無くなってしまうかもしれん!」と津田が覚悟を決めるまで同じセリフを繰り返す今田。
もうこの時点になると、“1の世界(ドッキリ=虚構の世界)”に片足をつっこんだように振る舞う島崎だが、ドラムに連れられ津田が“事件解決”のためスタジオを後にすると、すぐさま“2”に戻り、倒れているアシスタント女性に「さあ、お姉さん、お姉さん、もう終わったんで大丈夫ですよー。ご協力ありがとうございました」と冷めた態度で“片付け”を促した。
『VIVANT』勢がそのキャラクターのまま番組に出るのも、「名探偵津田」が『水曜日のダウンタウン』以外を巻き込んでいくのも、言ってみれば「内輪ウケ」。
だが、番組をまたいだ壮大な「内輪」を作ることができるのは「テレビ」の真骨頂だ。
そして、それをただの内輪ウケにせず、常に“世間”を意識する“テレビの申し子”島崎和歌子のバランス感覚。
それらが完璧に噛み合った「名探偵津田」だった。すでにネットでは様々な“考察”が飛び交っている。
大方の予想通り、その後の生放送『オールスター後夜祭』で、名パートナーのみなみかわも連行され、「台湾」へ行くらしいことが判明した。
「名探偵津田」も『VIVANT』同様、いよいよ「世界」が舞台になるようだ。
文/戸部田誠(てれびのスキマ)

















