目指すのは「爬虫類と宇宙人のいいとこ取り」
──ご自身の身体改造には、どういったテーマがあるのでしょうか。
「身体改造とタトゥーの調和」です。むやみに改造を増やすのではなく、全体のバランスを考えています。名前は後付けですが、爬虫類と宇宙人のいいところを取り入れた「レプティリアン・プロジェクト」と呼んでいます。もともとオオトカゲを何匹も飼っていて、背中にはそのうちの1匹のタトゥーも入れています。
今後は、バランスを見ながらシリコンを追加して、右の薬指も取るつもりです。将来、義手や義足を通じてAIと身体がつながる時代が来るかもしれない。それを目指して指を取るわけではありませんが、そういう未来が来たとき、自分の身体がどう変わるのかには興味があります。だから「欠損」というテーマも残しておきたいんです。
「僕は不便に向かっている」
──では、身体を便利にするための「サイボーグ化」を目指しているわけではない?
そういうわけではありません。むしろ今の僕は、「便利」ではなく「不便」に向かっています。その不便さ自体を楽しんでいるんです。もちろん後悔はありません。たとえば腕がなくなったとしても、笑っていられると思います。
──最後に、身体改造を続ける理由を一言で教えてください。
好奇心ですね。その好奇心が尽きるまでやりたい。最高峰まで行きたいし、誰もやったことがないことを自分がやりたいんです。
取材・文/全夏潤 インタビュー写真/わけとく 写真提供/メジルシ髙倉
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<プロフィール>
メジルシ髙倉
福島県出身。実家は神社。高校まで野球に打ち込み、23歳で英国に留学。現在は横浜でバー「HELL BAR」を経営しながら、海外のタトゥーコンベンションに「Meji」の名で招かれている。













