「路上に吸い殻を残したら、もうポイ捨てと同じでしょう」

現場に置かれるものが増え続けるなか、その整理をしている人もいる。

現場近くを日常的に出入りする地元住民の男性は、花や飲み物などが道路周辺の複数の場所に置かれているため、自ら一か所に集めているという。

「供え物は一か所ではなく、周辺のいろいろな場所に置かれているので、見つけるたびに一か所へ移しています。花が供えられている周辺だけは草を刈らないようにしていますが、品物がだんだん増えてきて、正直困っていますよ。

お墓や仏壇に故人が吸っていたたばこを供えることはありますが、路上に吸い殻を残したら、もうポイ捨てと同じでしょう。

カラスに荒らされる可能性もあるので、開封済みの食べ物なんかは心配になります。せめて四十九日まではこのままにしておこうと思っていますが、いつかは誰かが片付けなければいけないんですよ」

清水さんが倒れていた現場(撮影/集英社オンライン)
清水さんが倒れていた現場(撮影/集英社オンライン)
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現場は相模原市が管理する市道にあたる。相模原市中央土木事務所の所長は、道路上に物を置く行為について、こう呼びかける。

「道路は公共の通行に供する場所ですので、事件や事故に伴う献花に限らず、道路上に物を置いたり散乱させたりすることは控えていただきたいと考えています。

通行を妨げるものがあれば、場合によっては道路を利用する方にとって危険にもなります。安全な通行にご協力いただきたいです」

清水さんの死後、現場には多くの人が足を運び、花や飲み物などを手向けてきた。なかには地元住民だけでなく、若者の間で話題となったニュースを取り上げてSNSで情報発信する人物や配信者とみられる者が「怖い、怖い」と口にしながら現場周辺を撮影する姿も見かけた。

清水さんらに暴行を加えたとみられる人物らはいまだ特定されていない。事件の全容が明らかにならないまま、17歳の少年が亡くなった現場には、いまも人が訪れ続けている。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班