「顔を合わせると、向こうからきちんと挨拶してくれた」

事件現場には清水さんに手を合わせるため、地元で暮らす夫婦が訪れていた。

「清水さんとは直接面識はありませんが、共通の知人から話を聞いて手を合わせにきました。相模原は、以前に比べれば暴走行為も減ったと思いますが、17歳の子がこんな場所で亡くなったことは、本当にいたたまれないです」

清水さんを知る近隣住民の女性も、突然の死を悼む。

「清水さん一家が引っ越してきたのは、3年ほど前だったと思います。刹那さんの交友関係まではわかりませんが、近所を気にせず騒ぐような不良少年ではありませんでした。

顔を合わせると、向こうからきちんと挨拶してくれる感じの良い男の子でしたよ。この1週間、たくさんの友達が刹那さんを思って来てくれて、愛されていたんでしょうね」

現場には多くの花束や飲み物が並んでいた。

だが、その中には首をかしげざるを得ないものもあった。開封済みのたばこや菓子の袋、吸い殻、さらには避妊具までが、そのまま残されていた。

現場に置かれた花、タバコの吸い殻…(撮影/集英社オンライン)
現場に置かれた花、タバコの吸い殻…(撮影/集英社オンライン)

その光景を前に、前出の近隣住民の女性は困惑を隠さない。

「吸い殻やコンドームなんて、ゴミも同然じゃないですか。どうしてそんなものを置いていくんでしょう。本当に清水さんの友達なら、こんなことはしないと思います。友達ではない人が置いていったということなんでしょうか。まったくもう……言葉が出ないです」