「何すんだ、バカやろう」怒鳴りながら連行された竹林容疑者

こんな凶行に及んだ竹林容疑者について、同じ集合住宅に住む男性住民は人となりをこう証言する。

「竹林さんは3年前くらいに引っ越してきて、最初のころは『いい天気だね〜』なんて話しかけてくることもありましたが、1年くらいたつと挨拶をしてもそっぽをむいて一切無視してくるようになりました。外で働いてる様子はなく、いつも家にいるようなので年金暮らしじゃないですかね。事件の後、パトカーが何台も停まって警察官が5階に上がっていき、竹林さんが『何すんだ、バカやろう』怒鳴りながら連行されていく姿を見ました」

同じ集合住宅に住むほかの女性住民もこう語る。

「こういう建物ですから高齢者の一人暮らしの方も多く、竹林さんは若いほうです。私が竹林さんの家に伺って『部屋も近いし、よろしくお願いします』と挨拶すると、『俺は関係ないよ。世話なんてしない』と言われました。ああ、これは話が通じないと思ってそれからは関わっていません。見た目は普通で、認知症とかではないんでしょうけど、とにかく『変わった方』だと思います」

小岩警察署(撮影/集英社オンライン)
小岩警察署(撮影/集英社オンライン)
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同じ集合住宅に住む70代男性はこう語った。

「機嫌のよし悪しで態度が大きく変わる感じはありましたね。ふだんから付き合いがあるわけではないですが、機嫌がいいと声かけてきて挨拶もする感じというか。この集合住宅ってほとんどが70代から90代の高齢者が多くて、一人暮らしの方も多い。

被害者のAさんからも騒音トラブルは聞いていて、対策を尋ねられたので『チェーンは開けちゃダメだし、外には出ちゃいけない』と注意していたんですけどね。去年も別の住民が特定の住民を狙ってポストに火のついた紙を入れたり、玄関に墨汁撒いたりした事件があってね……。高齢者の一人暮らしの人にはなるべくドアを開けないようにと言い合ってたんだけどね……」

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班