写真集を出すことに後ろ向きだった

――いまや多くのアナウンサーが写真集やフォトブックを出版していますが、現役の局アナがフォトブックを出すことは珍しいのではないでしょうか。出版に至った経緯は?

2020年から『Sportiva』さんで、私が担当する番組『みんなのKEIBA』とのコラボで連載をさせていただいています。その経緯もあって今回のお話をいただきました。

――何の不安もなく、快諾されたんですか?

もちろんスタッフの方も信頼できる仲間ですし、なかなかない経験なのでうれしかったです。ただうれしい反面、会社員なのに大丈夫なのか、という気持ちもあり、すぐに「ぜひお願いします!」とはなれませんでした。

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――心境が変わったきっかけは?

母に相談しました。でも、うちの母は、迷う前にやってみれば! というタイプの人間なので、「そういう答えが返ってくるだろうな」と思いつつ相談したんです。そしたら案の定、「断ったらもうきっと一生ないから」と、母に背中を押してもらいました。
会社員だからという戸惑いはあったものの、コロナを機に新しい事に挑戦する機会も減ってしまったり、せっかくご提案いただいたお話なので挑戦できることはやってみたい気持ちもあって、やっぱり背中を押してもらいたかったんですね。

――海辺や乗馬、会社内でのシーン、自宅のような雰囲気での撮影と、さまざまなシチュエーションで撮影されていますが、撮影内容はご自身でも考えたんですか?

元々女優さんやモデルさんのフォトブックが好きで何十冊も持っているんです。そういったものを参考にしつつ、いろいろとご提案していただいたものをベースに、私も一緒に考えさせていただきました。夜のバーで撮影したカットは、本来収録されない予定だったのですが、私から入れてほしいとお願いしたんです。憧れの黒いドレスを着て、20代最後に大人の女性に向けて挑戦という意味も込めて。