美しい肌は持って生まれたもの?

今年55歳になりましたので、てらいとか遠慮とかはかなぐり捨てて言ってしまいます。
肌がきれいだね、と言われ続けて20年あまり経ちました。

あああああーーー、すみません、すみません。
自慢じゃないんです。ホントです。
私が職業柄、いや職権濫用で得てきた化粧品の恩恵を伝えたいだけです、ホントです。

肌がきれいは七難隠す、は美容業界では当たり前の通説。
「でも結局、肌って持って生まれた素質でしょ?」そんな声もよく聞きます。

でも……私自身は30代より前はとくに肌を褒められることはありませんでした。
どっちかといえば地黒だし、毛穴もそこそこ目立つし、20代でたまたま行ってみたフェイスシャルエステでは
「志沢さんの弱点はここ! 今からしっかりお手入れしてないと一気にたるみますからね!」
と顎下のラインをエステティシャンの方にするりと撫でられたことも。
そう、私は子供の時から二重顎、太ってなくても二重顎。エラのない細面ってフェイスラインがぼやーんとしがちなんです。
あと、態度もふてぶてしかったからでしょうか。25歳くらいのときから、常に30代に見られてましたよ、トホホの老け顔。

そんな私が30歳も半ばあたりからは俄然肌を褒めていただくようになりました。