東京駅一番街は地下街ではない…⁉

東京駅丸の内口から始まった今回のダンジョン攻略。そこから北(地下)自由通路を通ってグランスタ地下北口を経由し、「東京駅一番街」にたどりついたところまでが前回のあらすじです(前編はこちら)。

迷宮化する東京駅地下ダンジョンを徹底探索!「八重洲」の語源はオランダ商人「ヤン・ヨーステン」だった⁉_1
今回は東京一番街からグランルーフエリアを通って八重洲地下街方面へ向かいます
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東京駅一番街は、アニメや漫画、さらにテレビ局のオフィシャルショップが並ぶ「東京キャラクターストリート」や、土産品等を調達できる「東京ギフトパレット」、さらに「東京グルメゾン」「にっぽんグルメ街道」「東京ラーメンストリート」といった食を楽しめる空間が広がっています。

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位置にすると、メイン通りはJR東京駅の八重洲口サイドの地下1階。東海道新幹線ホームの真下です。まさかこんなところにアミューズメントな空間が広がっていると知らなかった人もいるでしょう。

歴史を紐解いてみると、東京一番街が開業したのは2005年4月。しかし、「東京名店街」という名前で1953年にはすでに存在していたそう。もともとは地上にあったものが、再開発の流れで地下に移設されるようになったらしいです。

ちなみに、法律上は「地下街」ではなく「鉄道施設」。防災対策も建築基準法ではなく、「鉄道営業法」に基づいているそうです。

だからなんだという話ですが、東京ラーメンストリートで目についたのは防火シャッター。

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このシャッターによって、東京駅一番街の安全は守られているわけです。ラスボスを倒して崩れゆくダンジョンを脱出する際に、シャッターを閉められて逃げられない! なんてことはありませんのでご安心を。排煙機器を卸しているのは協立エアテック。空調・防災機器の名門メーカーです。

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そんなことより目の前は食の名店ばかり。先ごろ、アルコールの誘惑を断ち切った筆者ですが、ちょうどお腹も空いたので、ここらでモグモグタイム。HPを回復しておきます。AP(アルコールポイント)は0のままですが……。

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