わかりづらい店は現地集合にしない

スマートな印象を与え、また会いたいと思わせる気くばりのコツ_01
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店選びは気くばり上手の腕の見せ所。私は便利さを重視している相手なら「駅のそば」、特別感を味わいたい相手なら「隠れ家的お店」を選ぶようにしています。

でも、隠れ家系の場合、お店のサイトのアクセスや地図を見てもなかなかたどり着けず、着いたときには「もう帰りたい」と思った経験はないでしょうか。

「『隠れ家的な店を選んだんだけど、わかりにくいし、駅から少し遠いから、改札で待ち合わせて、タクシーで行きましょう。雨が降っても大丈夫だしね』と取引先の方に言われたことがあります。その心くばり、さすがだな、と思いました」(人材派遣・26歳)

迷いそうな店なら、駅やわかりやすい場所で待ち合わせて、会話をはずませながら一緒に向かうのがおすすめです。自分も行くのが初めての店なら、下見で場所を確認しておきたいところです。

ちょっとの遅れでも連絡する

遅刻をしそうだとわかったら、待ち合わせ時間前に連絡をするのは当然のマナー。遅刻の連絡は「ビジネスシーンでは電話。プライベートなら相手の既読がわかるLINE」と使い分けるのがスタンダードのようです。ポイントはちょっとの遅れでも連絡すること。

「遅刻しそうなときは、たとえば『電車が遅延しておりまして』『タクシーが渋滞して』『前の打ち合わせが延びてしまいまして』などの理由を添えます」(PR・27歳)

「食事会などのときは『本当にごめんなさい。○分ほど遅れてしまいそうなので、先に始めていてくださいね』とLINEします」(エネルギー・31歳)

「仲良しなら、『ごめんね。電車の中で走ってます』とおどけることも」(IT・24歳)

ビジネスシーンでは、おわびと共に、遅刻の理由とだいたいの到着時間を伝えましょう。電車内などで直接電話ができないときは、会社の同僚などにLINEやメールなどでその旨を伝え、代わりに電話を入れてもらうとスマートです。