40℃のお湯に15分浸かって深部温度を上げる
ぐっすり眠るための入浴方法で、お風呂の時間や温度と同じくらい重要なのが順番です。
すぐにお湯に浸かってしまうと、血圧が急上昇して交感神経が優位になり、睡眠の妨げになる可能性があるため、必ずかけ湯をして体を慣らすようにしましょう。
このかけ湯というのは体だけではなく、頭まで洗うことを指します。
ゆっくりお湯に浸かってから髪を洗う人が多いですが、先に頭を洗うことで全身の血流がよくなり、お湯に浸かった後の血圧の急上昇を防ぎ、温熱作用も高まります。
また、髪の毛の長い方は特に洗髪中は時間がかかってしまうので、体が冷えてしまい、入浴後、すでに寒さを感じてしまう場合も。
前述の通り、入浴前にシャワーを出して浴室全体をミストサウナに状態にしておけば、お湯に浸からなくても温かいので、髪を洗い、吸水性のタオルを巻いて湯船に十分浸かってから、軽く体を洗ってあがりましょう。
先にちゃぷんと浸かりたい場合は、5分程度にとどめ、洗髪をしてから、浸かるようにしましょう。
●おすすめのお風呂の順番
かけ湯をする
↓
お風呂に浸かりたい人はデリケートゾーンなど軽く洗ってから軽く浸かる
↓
髪を洗う(洗髪後、吸水性タオルで髪を巻いておく)
↓
40℃のお湯に15分浸かる
↓
皮脂の多い部分のみ体を洗う
↓
タオルを浴室に持ち込み、体をふく
↓
保温も浴室でする
↓
脱衣所で下着、パジャマに着替える
↓
手早く髪を乾かす