大阪、和歌山…やはり強い近畿勢
3位 大阪桐蔭(2018年)
史上最強の「群像」――複数エース制の理想形
チーム打率 3割2分8厘
チーム防御率 1.83
失策数 4
この年の強さは、柿木蓮・根尾昂・横川凱という「他校なら絶対的エース」級を複数擁し、相手に的を絞らせない点にある。柿木が軸としてイニングを積み、役割の異なる投手が要所を埋めることで、球速低下や疲労の影響を最小化した。
打率3割2分8厘と失策4が示す通り、攻守の安定も高い。単独エース依存ではなく、戦力の厚みと運用で勝つ、現代野球の理想形を体現したチームとして3位に選出した。
2位 智弁和歌山(2021年)
超高校級の打線と精密な守備・継投の完成形
チーム打率 3割6分3厘
チーム防御率 1.00
失策数 2
“打の智弁”をデータで再定義したチームである。打率3割6分3厘は歴代優勝校でも突出しており、得点が特定打順に偏らない「切れ目のなさ」を示す。さらに中西聖輝・伊藤大稀による継投が質量ともに高く、防御率1.00を実現した。
そして最大の特異点が失策2。高い攻撃力を持つチームほど守備が荒れやすいという定説を覆し、攻撃の爆発力と守備の安定を同時に成立させた。投打守の〝最も完成に近い集合体〞として、2位に位置づけた。











