夫には、今後は飲みに出歩かせないつもりではいます

――A子さんとしては、今回の事件をどう捉えていますか。

今もB子さんとは連絡がつかないし、「怪我は自分でしたものだ」と言っていたことと被害届の矛盾について聞き出せていません。また、キャバクラにも出勤してないようで店にも連絡がいってないようです。私はというと不当に店から「もう来ないでくれ」と言われたし、子供もこの騒動で一旦実家に避難させて学校にも行けてないし…本当に何が何だかわからないです。

西本容疑者(本人SNSより)
西本容疑者(本人SNSより)
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――しかしながら、市議の立場で女性キャストとアフターはまだしもホテルに入った夫の自覚のなさについてはどう思いますか。

もちろん厳重注意します。市議としての自覚の甘さもあったと思います。ただ、B子さんにも物申したいです。「絶対に二人きりで店に行かないで」と釘を刺したのにイチャイチャやキスも拒まない姿勢には、同じ水商売をする者の姿勢として許せないものがあります。そら男だったら「こいつ、いける」って思われても当然です。
私、これが20代の女性だったら経験値の低さからアフターは行かせなかったです。それでも行かせたのは、経験値を信じてたからです。
私は銀座で水商売を始め、16年目になります。夫が市議の仕事にプライドを持っているように、私もプライドを持ってこの仕事を続けていますし、今後も辞めるつもりはありません。でも、夫には、今後は飲みに出歩かせないつもりではいます。

市議会は11日に辞職勧告決議案を全会一致で可決したというが、西本容疑者は加藤弁護士に「辞職勧告に応じるつもりはない」とハッキリと言ったという。A子さんも「もちろん応じることはないと思うし、市議を務める夫を今後も支えていきたい」と強く言い放った。

B子さんや、市民は今何を思うのかー。

 
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取材・文/河合桃子
集英社オンライン編集部ニュース班