井上容疑者の自宅は
「床が見えないぐらいゴミが散乱していた」
「井上さんのご家族がここに引っ越されてきたのは15年ほど前です。ここの間取りは3LDKなんですけど、井上さんの奥さんは片付けが苦手なのか家の中はゴミだらけ。布団も敷きっ放しらしくて、よくご主人のお母さんがやってきては奥さんと口論をされてました。そんなに汚いのかなと、たまたま窓が開いている時にちらっと見たんですが、床が見えないぐらいゴミが散乱していました」
ゴミ屋敷で暮らそうが、どんなストレスを溜めようが卑劣な犯行の動機として斟酌されるものは何一つない。
声明を出した仲岡弁護士はこう訴える。
「今後同じような被害を出さないためにも、井上容疑者から被害を受けた人は、声を上げて団結しましょうと呼びかけたい。子どものわいせつ被害の告発が本当に難しいのは、性的な被害だとまだ認識できないケースもあるからです。また今回のように、子どもたちが寝つけずに起きていればわかりますが、ぐっすり眠っていたら被害に気づかない危険性もあり得ます」
性被害にあった子どもたちは今も悪夢でうなされているだろう。
「わいせつなことはしていません」と容疑を否認しているという「健ちゃん」が、今夜留置房で見る夢はいったいどんなものなのか。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班