毎日メールをしているのに、会ってくれない運命の彼。
疑心暗鬼に陥ったサチは、SNSで彼のことを調べ始めます。こういうことをするのは反則かなと思っていたけれど、もう止めることができませんでした。
SNSにアップされた写真で、彼の横に立つ若い女性。
「お前の武器なんて若さだけだろ」
見知らぬ他人に勝手に嫉妬して、暴言を吐いて、そんな自分に嫌悪感を覚えるサチ。
恋愛というのは、それが始まった途端に地獄もまた始まるのかもしれません。
SNSへの投稿で、今日は帰りが早いことを知ったサチは、彼にメールを送ります。
「今夜少しお時間ありますか? もしよかったら、電話でお話しできませんか?」
本作『わたしが誰だかわかりましたか?』は、「人を信じること」の意味を問いかける物語です。他人を信じるとは、本当はどういうことなのか。信じた人に裏切られてしまったら、どうなるのか。そして、そもそもわたしたちは信じられるほどその人のことを知っているのか?
ぜひ、身近にいる誰かのことを思い浮かべながら読んでみていただければと思います。
エンタメ 2023.05.06
気になる彼をSNSで検索したら、自撮りあげちゃう系女子とのやりとりを発見。「お前の武器なんて若さだけだろ」と毒づいて…(6)
バツイチ、子どもを育てながら誰かを信じることに疲れ切っていたある日、同じバツイチの男と運命的な恋に落ちてしまった…。しかし、そう思っていたのは私だけ…? 40歳を過ぎての恋、反抗期の息子、産婦人科に通う友人…「人を信じること」の意味を問いかける漫画『わたしが誰だかわかりましたか?』より冒頭をお届けする。
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気になる彼をSNSで検索したら、
自撮りあげちゃう系女子とのやりとりを発見。
「お前の武器なんて若さだけだろ」と毒づいて…(6)
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『わたしが誰だかわかりましたか?』(KADOKAWA)
やまもとりえ

2023年2月16日
1188円(税込)
単行本 192ページ
ISBN:
978-4046821805
バツイチ子持ちで、誰かを信じることに疲れ切っていたある日、同じバツイチの男と運命的な恋に落ちた。でも、そう思っていたのは私だけだった?
40歳を過ぎての恋、反抗期の息子、産婦人科に通う友人…平凡な物語はやがて、予想を覆す結末へ。
他人を信じるとは、信じた人に裏切られるとは何か。「人を信じること」の意味を問いかける、最後の1コマまで先の読めない衝撃のセミフィクション。
全ページフルカラーで描く、やまもとりえ渾身作。