「数字を気にする高市氏は今後の支持率への悪影響を考慮」

先週末時点では、高市氏に簗氏を更迭する気配はみられなかったが、世論調査次第では高市氏が更迭に動くとの観測もあった。

「連休中にNHKが行った世論調査では内閣支持率が51%で、2ポイント減にとどまっていました。これなら簗氏は乗り切れるかという見方もありましたが、高市氏は連休が明けて明らかに態度が厳しくなっていました。約8割の人が簗氏の説明に『納得できない』と回答しており、数字を気にする高市氏は今後の支持率への悪影響を考慮したのかもしれません」(前出の記者)

首相のお気に入りだった(本人SNSより)
首相のお気に入りだった(本人SNSより)

今国会では、食料品の消費税率を2年間限定で1%に引き下げる消費税減税法案が審議される。自民党関係者は官邸サイドの動きをこう解説する。

「消費税減税法案は20日に審議入りが予定されており、高市氏はこの日程を崩したくない。一方、簗氏の問題を巡っては、参院で問責決議案の提出が検討されており、これが提出されると20日の審議入りが後ろ倒しになりかねない。

参院は与党で議席が過半数に届かない少数与党で、無所属議員を取り込むなどして何とか国会を乗り切ってきた。だが、普段は与党に協力している議員も、さすがに問責が提出されると反対はできないのではないか。それぐらい、今の簗氏をかばうことにメリットはない。
消費税減税法案の20日審議入りを崩したくなければ、参院で問責が提出される前に簗氏を切るしかないだろう」