「とにかく働いて仕事で返せ』のハズが…

高市氏は13日の予算委員会後、官邸で記者団の取材に応じ、次のように述べた。

「今日新たに出てきた質問もあった。今夜中に電話なり何なりで報告をまず受けたい。明日の予算委員会が終わった後、もしも会えればちょっとしっかりと話をしたい。今日、電話で納得のいく説明がないとか、明日の委員会での答弁等で私に疑問が残れば、明日はしっかり話をしたいと思っている」

高市氏が言及した「新たに出てきた質問」とは、簗氏の「シャトルバス」問題だ。文春オンラインが7日、「予算カット」発言に続く第2弾のスクープとして報道。2024年10月と2026年1月の衆院選公示日に、簗氏の陣営が支援者(有権者)を無料のシャトルバスで送迎した行為が、公職選挙法で禁止される利益供与に当たる可能性があるとして、問題視されている。

国会議事堂(撮影/集英社オンライン)
国会議事堂(撮影/集英社オンライン)
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13日の予算委員会では、野党側がこのシャトルバス問題も取り上げて簗氏を追及。簗氏は無料送迎に関して「事前にスタッフが選挙管理委員会に確認した」と答弁した。一方、14日の衆院予算委員会では、簗氏は前日の答弁を修正。スタッフが選管に問い合わせたのは、無料送迎の適法性ではなく、選挙運動費用収支報告書への計上方法だった可能性があると説明した。

官邸サイドの空気の変化を大手紙政治部記者はこう話す。

「8日の国会で高市氏が『とにかく働いて仕事で返せ』と答弁したように、先週末時点では官邸に簗氏を切る空気はありませんでした。

ところが、3連休明けの13日の予算委員会になると、『(予算カット発言は)本当にダサい。その人が行政の運営をしていっていいのかどうかを含め、私はしっかりと考えさせていただく』『仮に違法性のあるようなことがあれば、その時には私は躊躇しない』と、高市氏の発言のトーンが明らかに変わりました。

自民党内でも、連休で地元に帰って支援者から突き上げをくらった議員もおり、簗氏への風当たりは強まっています。やはり、最初は事実関係すら認めず、次に事実関係は認めるけど謝らず、最終的に上の人から怒られて謝るという簗氏の最悪の対応が、相当評判が悪いようです」

働いて返すはずが…(本人SNSより)
働いて返すはずが…(本人SNSより)