事件当日に市は把握、容疑者への独自調査は行わず
市は事件当日、西塚容疑者本人と被害女性の双方から連絡を受け、後日、女性と面会していた。しかし、西塚容疑者本人への聞き取りは行っていないという。その理由について、市の担当者はこう説明する。
「本人が有給休暇を取っておりまして、出勤していない状況であるほか、トラブル発覚から間もないタイミングで捜査機関が動いていることを市としても把握したという背景があり、捜査に関する事柄のため独自の調査は行っていません」
市は今後、司法手続きの結果を確認するとしている。ただ、西塚容疑者は保育料の算定などを担当し、市民の所得や連絡先といった個人情報を扱う立場にあった。被害女性の住所や電話番号を入手するにあたり業務上の情報が使われた可能性について、市がどこまで確認しているのかは明らかになっていない。
一方、市役所関係者によれば、事件後、職員に対して訪問ルールに関する注意喚起が行われていたという。
「9月から10月にかけて、訪問のルールに関する注意喚起がありました。ただ、職員がそんなことをしていた疑惑があったなんて、ニュースを見るまで知りませんでした」
事件当日に市がトラブルを把握しながら、職員の間では逮捕が報じられるまで事情を知らない人もいた。市は警察の捜査を理由に独自調査を見送っているが、事件発覚後、どのような対応を取っていたのかについては、なお不明な点が残る。













