「ベルトのようなもので手を拘束されていた」

現場近くをバイクで通りかかった目撃者の男性は、当時の状況をこう証言する。

「夕方5時前、川沿いに出たら車が停まっていて、その前に子供用の自転車が倒れていました。『事故かな』と思って立ち止まったら、白い帽子をかぶったじいさん(逮捕された男)が、小学生を相手に一人で騒いで、胸ぐらをつかんだり揺すったりしていました。最初は棒か何かを振り回しているのかと思ったら、柄の長い『草刈り鎌』だったんです」

男性が子どもたちに聞いたところ、「鎌みたいなのを振り回して怒鳴られ、自転車を没収だと言われてびっくりした」と怯えていたという。

相模原南警察署(撮影/集英社オンライン)
相模原南警察署(撮影/集英社オンライン)

さらに、男性が現場に近づくと、異様な光景が広がっていた。

「男の子一人が、ベルトのようなもので手を拘束されて押さえつけられていたんです。見かねて『お前それやばいよ、まずいからね』と注意したら、じいさんは『いいんだよ、これは俺が責任を取るから、全て取るから』と興奮しており、自分が何を言っているかも分かっていない状態でした」

男性によれば、男は一度帰宅した後、服を替えて戻ってきたという。

「あのじいさんは、子供たちを取り押さえるために一度犬の散歩から帰ってきた後、わざわざ車に乗り換えて、上着を着て帽子をかぶって『変装』してまで追ってきたんですよ。ベルトで縛ったり変装までして捕まえようとしたのは本当にまずい」(同目撃者男性)