仲間割れによる通報か
会場となったのはふだんテレビや映画、成人向け映像作品のなど商業撮影のために使われるスタジオ。
このスタジオ担当者が当日の様子を語る。
「主催団体との事前のヒアリングとは内容が全然違っており、まさかこのようなイベントが行われるとは当日まで認識していませんでした。当日は制服の警察官が数名立ち入って監視をしていたようです」
さすがに警察の目の前で破廉恥行為を行うことはできず、結果的に健全にイベントを楽しむことを強いられた参加者たち。参加者用URLで情報を発信するなど、外部の人間に極秘で進められていたイベントが警察にリークされてしまった理由を「仲間割れによる通報ではないかとの声もあります」と前出の吉良氏は話す。
しかし、昨年、浜名湖湖畔で開催された乱倫パーティでは警官230人を動員して大規模摘発するなど、この手のイベントの規制は厳しくなるばかり。それでもなぜ開催されるのか。
「今回ほどの規模のイベントはそうそうありませんが、小規模の乱倫パーティはかなり増えている印象です。何組かの顔見知りのカップルでやるプライベートパーティもあれば、サクラの女性を雇った孤独な男性向けのパーティもあります。特に孤独な男性向けの商売は稼げますから。イベント主催者はある程度、摘発覚悟なのかもしれません」(吉良氏)
だとしても……乱倫はダメ、ゼッタイ!
取材・文/河合桃子
集英社オンライン編集部ニュース班