「うまく動画が撮れなかった」と交番に2度侵入

兵庫県では9月下旬から10月20日にかけて、こういった迷惑行為を行い、小学校低学年から高校生までの約25人が検挙・補導された。少年らは「遊び感覚でやった」「うまく動画が撮れなくて2回侵入した」などと供述しているという。また、県内では110番に電話をかけて「ショウリンジ!」と叫ぶなどの事案も43件確認されている。

「ショウリンジ!」と公衆電話で叫ぶ少年(拡散されたSNSより)
「ショウリンジ!」と公衆電話で叫ぶ少年(拡散されたSNSより)
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全国紙社会部記者が解説する。

「『少林寺レーシング』と呼ばれる行為は、交番や駐在所などの警察施設や110番を標的にして、『ショウリンジ!』と絶叫して挑発するものです。その様子を撮影した動画がSNSで拡散され、今年の夏ごろから、10代の若者を中心に全国各地へと広がっていきました。

大阪や名古屋の非行少年たちが『SNSの炎上目的でやった』と流行の“きっかけ”は諸説ありますが、誰が最初に始めたのか、なぜ叫ぶ単語が『ショウリンジ』なのかは分かっていません」

TikTokで「#少林寺レーシング」と検索すると、関連動画が次々と表示される。一部の動画は数十万回から100万回を超える再生数を記録。テレビ局がYouTubeの公式チャンネルで公開したニュース映像も拡散され、少年らの中には「YouTube動画のまねをした」と供述する者もいた。