「世帯年収600万円は親ガチャ外れらしいよ!」
「世帯年収600万円は親ガチャ外れらしいよ! 流石にそんなんなら外れの親多すぎない〜?笑」
10月9日、Xに投稿されたこんな疑問が、子育てに必要な収入をめぐる議論を呼んでいる。投稿は434万回の表示を集めた。
翌10日には、この投稿を引用する形で「今の物価で世帯年収600で子供産んでる人いるの?!」という声も。「実家太いとかじゃないとめちゃくちゃ不自由な暮らしになるだろうな」「子供はおもちゃじゃないんだよ、命ですよ」と続けた投稿は600万回以上表示され、“世帯年収600万円”というワードがSNSをかけめぐった。
引用した投稿者は、自身も地方で世帯年収700万~1000万円ほどの家庭に育ったと説明。祖父母に大きく頼り、ようやく周囲より少し裕福な暮らしだったとして、「自分の体験談から語ってるつもりです」と補足している。
こうした投稿の拡散を受け、SNSでは“世帯年収600万円での子育て”について、さまざまな声が上がった。
「二馬力で600万いかないならハズレだよ」
「子どもいて600は論外だろ大学行けない」
「低世帯年収で子ども考えれる人達って産んで終わりだと思ってそう。子どもが習い事とか塾行きたいって言い始めたら払えるの?って感じ」
「600でこんな言われようなの!? うち今600〜700くらいなんだけど…。なんか凹むなあ」
「こうした論調が増えてるのが少子化の一因なのかねぇ」
なかには、都内では世帯年収600万円での子育ては難しくても、地方なら十分に余裕があるとする声も多く見られた。
では、統計上はどうなのか。厚生労働省の2025年国民生活基礎調査によると、2024年の全世帯の平均所得は575万2000円、中央値は451万円だった。一方、児童のいる世帯の平均所得は857万3000円。600万円は全世帯の平均を上回るが、子育て世帯の平均には届かない。
ただし、全世帯には単身世帯や高齢者世帯も含まれる。家族の人数や年齢、暮らす地域も違うため、平均との比較だけで暮らしの余裕は判断できない。
そこで、栃木県で妻と3歳の子ども、ペットの猫と暮らす、工場勤務の35歳の男性に実際の生活について聞いた。












