原澤氏を直撃すると…

この話が事実なら、原澤氏が強調してきた“横浜愛”との整合性はどう説明されるのか。14日夜、演説を終えた当人に聞いてみた。

――3年前の大田区挑戦で、自民党の候補者選考に名乗りをあげられたと聞きましたが。

原澤(以下同)「お誘いはいただいておりますが、名乗りもあげてないです。具体的にはなってないはずです」

――選考会に出席されておられませんか?

「選考会の方に、自民党のかたからお話をうかがった事実はありますけど、その、選考の段階にはなってないはずです」

10月14日、JR磯子駅前で街頭演説をする原澤敦美氏(撮影/集英社オンライン)
10月14日、JR磯子駅前で街頭演説をする原澤敦美氏(撮影/集英社オンライン)

ここで記者が「羽田空港に詳しいことをセールスポイントにして区長になりたいと言っていませんか」と尋ねたところでスタッフが「取材を事務所の方にご依頼いただきましたか」と言いながら割って入って制止。それから原澤氏は答えなくなった。

原澤氏は「選考の段階」に進んでいれば大田区長選に立候補していたのか。練り歩きを終え、再び演説場所に戻ってきた原澤氏に「なぜ来年の大田区長選ではなく横浜市長選に立候補したのですか」とも問いかけたが答えはなかった。

市長選には他に、立憲民主党の元衆院議員で無所属の中谷一馬氏(43)、参政党推薦の会社代表・福山敦士氏(37)、共産党公認の県委員会副委員長の浅賀由香氏(46)、市民団体代表の無所属・藤川祥子氏(51)、無所属の建築家・山本理顕氏(81)が出馬している。

横浜市長選の候補者ポスター 撮影/集英社オンライン
横浜市長選の候補者ポスター 撮影/集英社オンライン
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班