高校生への傷害は認めるも、警察官への暴行は「正当防衛」を主張

鮮やかなエメラルドグリーンのセットアップ姿で法廷に現れた高林被告。9月の前回公判と同じ服装で、入廷時は無愛想な表情を見せていたが、傍聴席に向かって微笑む場面もあった。

この日は、起訴された4つの事件について、被告本人と弁護人の認否が確認された。

まず、4月29日に福生市内の自宅近くで、話をしていた高校生ら7人のうち1人の顔をハンマーで複数回殴り、けがを負わせたとする傷害事件。

裁判長から認否を問われた高林被告は、小さな声で「はい」と答え、弁護人も「認めます」と述べた。一方、同じ日に起きた警察官への暴行については異なる姿勢を見せた。

高林被告
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110番通報を受けて駆けつけた警察官らに対し、高林被告は自宅玄関前からカプサイシン入りのスプレーを噴射し、警察官1人に全治約1週間のけがを負わせたとして、公務執行妨害と傷害の罪に問われている。

高林被告は無言だったが、弁護人は「正当防衛を主張」と述べた。

さらに高林被告は、6月28日に搬送先の病院のトイレで、よろけた高林被告を支えようとした留置場の警察官の股間を右膝で蹴り、首元を絞めるなどしたとして、公務執行妨害の罪にも問われているが、こちらについても弁護人は正当防衛を主張した。